☆☆☆ スペイン犬散歩 ☆☆☆

YOKOSUKA DOG SCHOOL
佐藤美津子

い空に白い街並み、情熱のフラメンコ、血騒ぐ闘牛・・・・・

スペインというと、どうもありきたりのそんなイメージしか浮かばなかった私自身情けないと思いながら訪れたスペイン・・・・・

仕事の関わりがあって訪れたのではありませが、やはりどこに行っても悲しいかな(?)

・・・イエイエ、嬉しいことに犬が目についてしまいます。

外国にいると仕事の電話で追いかけられることもないし、「犬のことなんか忘れるんだ!」「仕事のことなんか忘れるんだ!」と思っているはずなのに、いつのまにか犬の姿にシャッターを切っている自分に笑えます。

やはり、私にとって犬は最高のパートナーです。

今回はスペインで出会った犬を通して、おのぼりさんの観光ガイドなどお届けします。暇つぶしにいかがでしょうか・・・・・

 ★私の心に残るスペイン・・・・・
【ラ・マンチャ地方のカンポ・デ・クリプターナ】
列車の窓から遠くの丘の上に風車が見えた時はカ・ン・ゲ・キ!!!

駅に降り立って唖然!・・・店も無い・・車も無い・・人もいない・・・自分の足だけが頼りです。

「ダレかいないのかなーーー」と思いながら開き直って坂を上って行くと、チベタンスパニエルのような犬を連れた女性が来たので安心したのもつかの間、家に入ってしまい・・・・・・アーーーァ・・・かなり街の上まで登って来たら、人がたくさん教会前に集まっていたので、何しているのかと思ったらお葬式・・・・・街に人がいないのが理解できた。
情けない日本人がやっと案内されたのが何と!!!スタッフが二人だけの警察・・・でも一番安心な場所です・・納得!!

警官といっても街の世話役的存在・・・ジーパンをはいていたせいか、タイムスリップして、私の目にはなぜか保安官に見えてしまいました・・・?????
無線でタクシーを呼んでくれたので、無事丘の上の風車を見て、駅へ戻ることができました。でも、タクシーの助手席には先客らしき喪服のおばさんが乗っていましたが・・・?

街にはドンキホーテの像や、丘の上の風車の中には松本幸四郎氏の青山劇場での「ラ・マンチャの男」のポスターもあり驚かされましたが、マドリードから列車で二時間弱のこの街は本当にのどかで、人々は皆優しく、街というより小さな小さな村でした・・・・・もし、行ってみたいナーーーと思われたなら、よーーーく下調べをして下さいネ・・・

バルセロナといえばガウディの「サグラダ・ファミリア」が代表されますが、この街では朝でもあったせいか、多くの犬達に会いました。サグラダファミリアに隣接している小さな公園に、どこからこんなに愛犬家が来るのだろうかと思うぐらい・・・・・

大きな犬が小さな犬を追いかけ回し、キャンキャンと逃げ回っているのに双方の飼い主共に知らん顔・・・フ・シ・ギ???

いつもの二頭の間柄のことなので気にならないのかなァ〜

公園の中の植え込みのサクを飛び越えて犬はガンガン入り込みオシッコしたり、後肢で土をけったり・・・でも、飼い主は犬を呼び戻さない・・・フ・シ・ギ???
マ、いいかァ〜・・・・・何事にもおおらかで、こだわらない・・・

だって、サグラダファミリアもいつできあがるか・・・気長ーーーに、おおらかなゆったりした心で待たなければ・・・・・

 

  グラナダではユネスコの人類の遺産に指定されている「アルハンブラ宮殿」を住みかにしている猫がたくさんいました。

全く贅沢な高級なお住まいですこと。

食べ物は観光客に宮殿案内をして稼いでいる・・・・・か、どうかは知りませんが、観光客に愛そうを振りまいて食べ物をいただいておりました。

それにしても若い女性ばかり選んでいるのかしら???

宮殿のすぐそばのホテル、眼下に白い街が広がるテラスで、ネバダ山脈の雪を眺めながらお茶を飲み、アルハンブラのここちよい風に吹かれ、優雅な気分で日本にFAXなど書いてムードに浸っていると・・・・・突然大型犬らしきたくましい吠え声・・・ア〜懐かしき犬の声・・・しかし、いつまでも吠え声が続く「ダレも叱らないのか!!」・・・ウルサーーーイ!

部屋に戻り、窓の下を見ると花嫁がちょうど車からドレスのすそを惜しげもなく引いて降りたところ・・・・・ホテルでパーティだったのだ・・・思わず異国情緒に浸る私・・・すると、こんどは小型犬のけたたましい吠え声・・・結局、パーティ客の車が行き来するたびに走り回って吠えているらしく、深夜までワン、ワン、ワン・・・ウルサーーーイ・・・ダレも叱らない!!!

朝、私がホテルを出る時、ワンワン吠えて見送ってくれました。「もう少し、しつけをしてもらいなさい!」と言い聞かせて来ましたが・・・・・

日本語で言ったのでわからないだろう・・・ナ。

◆アルハンブラ宮殿は一日の入場者制限をしておりますのでよく調べてお出かけ下さい。私は午後からのんきに行ったら「本日のチケットは完売です。明日いらっしゃい。」(~_~;)私には明日のアルハンブラはありませんでした・・・いつの日か・・・

空港で出会ったお見送りのワン君。飼い主とボーイフレンドを見送りに来たようですが、空港内の建物に犬と一緒に入れるのは何ともうらやましいことです。

羽田や成田空港では、犬を歩かせて連れているとすぐにガードマンや警官が走り寄って来て「抱いて下さい!」・・・・・

きちんと私のそばについて歩いていても血相変えて来ます。日本人は意識的に貧困だなァ〜・・・と感じるのは私だけでしょうか・・・・・

タクシーの料金表示です。'98年3月頃は・・・1ペセタ=1円基本料金に加算される項目・・・犬は125ペセタ増しすると乗せてくれます。日本はドライバーさんによって乗せてもらえないこともあるので、こういうシステムにな
ると、わかりやすくていいですね。飛行機マークは、空港の敷地内に入ると300ペセタ増しということです。