★★★英国の犬事情★★★

(犬と海外旅行)



海外に愛犬と一緒に行きたいとか、購入して一緒に帰国したいなど考えることはあり ませんか。私は、英国で育ててもらっていた犬を迎えに行って、一緒に帰国しました が、その時の経験をお知らせしますので、もし、考えていられる愛犬家の方は参考に して下さい。

★英国に一緒に行きたい・・・・・・
イギリスは、犬の入国には大変厳しい国です。
少しくらいの期間離れ離れになるのなら、日本において行くことをすすめます。
知人などにお願いするのもよいでしょう・・・・・・

同行するとなると、イギリスで必要な決められた書式の日本で発行された証明書類が 必要となりますが、何よりも大変なのは、イギリスでの半年間の係留期間です。
施設は何ヶ所かあるので選ぶこともできます。
半年間家庭に連れてこれないのですから、イギリスに知り合いがいる方は渡英前に調 べてもらいましょう。

★英国から日本に連れてきたい・・・・・・書類に手落ちがなければすぐに日本入国可〔日本入国条件に必要な書類〕
◆健康証明書・(その犬が狂犬病にかかっていない、またはかかっている疑いのない旨)
◆過去六ヶ月イギリスから離れていないこと             
◆過去六ヶ月間その地に狂犬病の発生がないこと
注:健康証明書は、出国48時間以内に獣医師より交付を受ける。

〔飛行機に乗せるために必要なケージの大きさ・・・・・〕
◆イギリスは動物愛護の国ということを忘れてはいけません。
ケージの大きさは、中で犬がUターンでき、体高の1/3以上の空間が上部にあること。
搭乗は、希望すれば、見送りの人と出発時刻の30分前まで一緒にいることができます。
水を何時に飲ませたか、聞かれることもあります。
注:体高とは、床から犬の肩までの高さのこと。


★写真で見るイギリス出国から日本入国まで



1.獣医科病院にイギリス出国48時間以内に行く
  (獣医科医院の待合室で)


2.健康チェックを受け、証明書をもらう


3.出発30分前まで一緒に過ごせます


4.空港で計量し搭乗を待つ


5.日本の空港に着き、ターンテーブルの横に
 空港係官が運んでくる。
 犬の購入目的や代金の申告をし、犬は、係官が
 検疫所に移送する


6.検疫官より健康チェックを受ける


7.さぁーーー日本に無事入国です




★参考までに・・・・・
航空会社によっては動物を搭載させない場合もありますから、よく調べること。
(ヴァージンアトランティック航空など)
料金計算:総重量(ケージの重さなども含む)×¥3400/kg (’95年度)