家族の食事時間や来客の時お菓子がテーブルの上に出される事を犬はいつしか覚えてしまいます。
「かわいそう」とか「かわいいから」と言って欲しがるままに人の食べ物を与えていると、いつの日か歯止めが聞かなくなってしまうことがあります。本当に犬がかわいいと思っているなら、また、犬の健康を真剣に考えるなら、人間の食べ物を与えてしまうことはどういう事になるのかを、家族でよく考えて見ましょう。

よく「うちの犬は○○○が好きなの・・・」と言う人がおりますが、それは犬にその食べ物を与えて味を覚えさせてしまった人間がいるということなのですから・・・・・
犬が好きな食べ物というのは、すなわち飼い主の好物ということです。
まさか、犬が店先で「アレ食べたいから買って」とは言わないでしょう。

来客時の問題は、犬が悪いことをしても、他人がいると叱りづらいとか、お客様に「少しあげてもいいかしら?」などと言われると断りづらく、つい黙認してしまうことはありませんか。
犬は飼い主に叱られない状況を覚えてしまいますから、普段の生活と何ら変わることなく対応することが大切なことです。
「与えないで下さい」と断る勇気を持ちましょう。

家族の間で「たまにはあげてもいいでしょう」「少しぐらいなら」などということのないよう にすることです。
守れないような約束事は始めから取り決めないことです。
上手に顔色を見て優しく甘い家族、厳しい家族を犬が見抜いてしまうようになります。

すでに人間の食べ物をねだるようになってしまっている犬には、自分自身の反省と共に少し厳しいかも知れませんが、まず犬の健康第一に考えて、写真を参考にしつけ直しましょう。

(写真@)
お菓子などをテーブル上に置いて、知らん顔しています。
いつも許されているので犬は食べ始めるでしょうが知らん顔して気がつかない振りをしています。



(写真A)
二口ぐらい食べて油断している時に、大きな音が出るようにテーブルを叩き、同時に「イケナイ!」と厳しい声と、顔つきをして叱ります。
はんぱな気持ちでテーブルを叩いたり、叱る語気をいい加減にしては絶対にいけません。
一度で犬が理解できるよう毅然とした態度で臨みましょう。



(写真B)
「食べてごらん」といわんばかりにお皿を犬に差し出し、食べようとしなかったらよくほめてあげます。
もし、食べようとして口をつけたなら、すかさず「イケナイ!」と厳しく叱ります。
毅然とした説得力のある叱り方なら、犬は二回目叱られることでほとんど理解できます。


★犬には人間が食べておいしいと感じる「甘い・辛い・しょっぱい・・・」は厳禁です。愛犬のためにきちんと認識しましょう。